先日、「押し目買い、戻り売りとは?」という記事を書いたところ、
読者の中川さんより以下のご質問を頂きました。
———-質問ここから———-
金曜日のユロ円ですね、押し目を待っていても上昇の力でグングン上昇、
短期足5分でのロングも考えましたがスルーしました。
クヤシイ気持ちがありましたが、
でも短期足でのロングもありなんでしょうか?
あと、このような動きのあとですけどどのような動きを想定しますか?
上がるか、下がるか、横ばいか、ですが、
過去このような動きの後どうなんですか?
自分は、一度押し目までの短期ショートで、
あとは、押し目でロングのシナリオですが、
Jさんの見解をお聞かせください。よろしくお願いします。
※少し文章を整えました。
———-質問ここまで———-
金曜日のユロ円(ユーロ円)というのは2012年9月14日(金)の動きです。
チャートで確認してみましょう。
このように、14日の夕方から一気に上昇してますね。
まさに、”押し目待ちに押し目なし”の相場です。
そんな中、一つ目の質問である、
「短期足でのロングもありか?」
というご質問ですが、これはアリです。
ただ、5分足を基準にトレンドを見ていく場合、
小さな値幅を見ていく事になるので
利食い、損切りの設定も小さくする必要があります。
ですので、5分足で細かいトレンドを見て小さな利幅を短時間で取る
という考え方でトレードを行う場合はありということです。
そして、次の質問の
「このような動き(急なトレンド)のあとどのような動きを想定しますか?」
ですが、問題の答えという記事にも書いた通り、
先の動きは誰にも分からないことなので、
上がる、下がる、横ばいになる、といった予想はしません。
考え方としては、
- 上がったらどうトレードするか
- 下がったらどうトレードするか
- 横ばいになったらどうトレードするか
といったように、どう動いても対応できるよう
トレード戦略を想定するという考え方になります。
これは、今回のチャートに限らずいつも同じなので、
私が毎日お送りしているメルマガで
- ここを抜けたら売買ポイントはこの辺り
- 逆の動きになったら売買ポイントはこの辺り
と、上昇した場合と下落した場合のパターンを分けて
トレード戦略をお届けしているのもこういった理由からです。
という訳で、この先どうなるか偏った予想をするのではく、
この先どうなっても対応できるよう様々なトレード戦略を
想定しておくクセを付けておくと良いですね。
あくまで一トレーダーのスタンスですが、少しでも参考になれば幸いです。