オーケーのFX生活記録用ブログです。
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以前FXスキャルピングで勝つための5つのポイントみたいな偉そうなタイトルの記事を書いたことがあるのですが、時がたつのは早いもので、気がつけば既に3年以上もたっていました。
当然、僕もこの3年間、なんの進歩もなしにFXをやってきたわけではなく、もう少し上手というか効率のいいスキャル手法を身につけています。
今回はそのコツというか3年前とのスキャルピングに対する考え方の変化などについてまとめてみました。
この点については以前と全く同じ考え方です。
スキャルピングで損小利大は、絶対無理だと思います。
やろうとすると利食い幅がでかくなって、もうそれはスキャルピングとは呼べない気がします。
スキャルピングはエントリーポイントが全てという考え方は変わってませんが、エントリーポイントの見極め方により厳密な自分なりのルールづけを最近ではしています。
当然、この場合は、レンジブレイク時の順張りスキャルが有効です。
トレンドというのはあくまで5分足チャートを中心に見ますが、ここ数日の日足チャートなどもチェックして判断します。
チャート上には、目には見えませんが、他のFXプレイヤーのストップロス注文、逆指値注文が並んでいるポイントが存在します。
同じ人間なので、心理的に集中しやすいポイントが存在するわけですね。
そのポイントを見極め、そこをブレイクした時にエントリーします。
うまく見極めることができれば、10秒で10pipsくらい抜けたりします。
個人的な感覚だと、5分足チャートに表示されている直近の安値や高値が、ブレイクポイントになる印象が強いです。
上記のレンジブレイク順張りスキャルはうまくいけば、あっさりと10pipsくらいとれるのですが、うまくいかないことが多いです。
理由は、為替相場はレンジ相場がほとんどだから。
僕の場合、一日2時間くらいしかPC画面を見れませんので、その間に5分足チャートが直近高値や安値を更新するような、顕著な動きを見せることは、稀です。
ほとんどが5pipsから10pips程度の値幅でレンジを形成している場合が多い。
というわけで、必然的に、僕のスキャルは逆張りエントリーが主となっています。
エントリーポイントとしてレジスタンスライン、サポートラインを引いて使うのですが、といってもよくFXの教科書なんかにのっている「直近高値を斜めに結ぶ」ようなレジスタンスラインではなく、単に平行にひきます。
以下のように、多くの人がサポートライン、レジスタンスラインとして意識していそうなチャートポイントから平行に10本から20本くらいラインを引きます。
例えばこんな感じですかね。
上の画像だと5分チャートのローソク足しか表示していませんが、場合によっては、例えば15分足のボリンジャーバンドのミドルバンドとか、日足の一目均衡表転換線とか、そういったチャートポイントも含めて、なるべく多くのラインを引いておきます。
そして、例えば、ドル円ロングの時。
一番近くのサポートラインに到達したら、一枚だけエントリーします。
もし、そのまま、そこでうまく跳ね返って、一段階上のラインに到達した場合、その時点で利食い&途転してドル円ショートに切り替え。
それを繰り返します。
5分チャートの場合、大体ラインの幅が大体5pipsくらいになる場合が多いので、一万通貨の場合、うまくいけば500円程度の利益です。
想定しているライン間でうまくレンジが形成されてくれれば、一回ラインに到達するたびに500円ゲット、というわけです。
が、まあ、そんなにうまく想定どおりにいくことはほとんどありません。
最初のラインをスルーすることは日常茶飯事です。
その場合は、もう一段下のラインに到達したら、もう一枚、ナンピンします。
そして第の5ラインくらいまで、ナンピンし続けます。
ドル円が現在102,55くらいだと仮定すると
第1のサポートライン:102,50で買い
第2のサポートライン:102,45で買い
第3のサポートライン:102,40で買い
第4のサポートライン:102,35で買い
第5のサポートライン:102,30で損切り
みたいな感じです。
この場合、損失は、2000+1500+1000+500=5000円になります。
うまくいったら一回当たり500円×(レンジでの往復回数)×2で、最悪の場合、損失5000円ですから、場合によっては相当な損大利小取引になりますが、ドル円の場合、一直線に25pipsも動くことは稀です(というか動きそうな時は逆張りではなく順張りスキャルをすべき)。
大抵の場合、損切りライン到達までに、どこかのラインとラインの間でレンジを2,3回は形成してくれます。
仮にレンジを3往復してくれれば、途転することを考えれば、500×6で3000円利益が発生していることになります。
つまり損失は2000円で済みます。
説明がわかりにくいかもしれませんが、とにかく
1・どこかのラインに達したら、エントリーあるいは利食い+途転
2・ラインをすり抜けたら損失許容額を超えるまでナンピン
このルールに従って、半自動的にエントリー&利食い&途転&ナンピンを繰り返します。
ちなみに僕の場合は一回当たりの損失許容額を5000円にしています。
以前は10枚で一括エントリーしていて、10pips損切りだったので、損失額は半分に減ったことになります。
また「10秒で2pips抜くつもりで」なんて書いていたとおり、利益確定は5pips以下が多かったです。
つまり一回当たりの利益は5000円以下。
完全な損大利小取引でした。
が、今のやり方(逆張りの場合)は、ほとんどの場合、損失と利益はほぼ同じくらいになっています。
繰り返しますが、ドル円は5分足チャート上で、5から10pips程度の間で何回も往復することが多いです(一度チャートを確認あれ)。
なので、損切りライン到達までに「500円抜き」を何度もすることになり、また損切りラインに到達することも、大体半分くらいの割合なので、結局、勝率は5割を大幅に超えるはずです。
チャートポイントの見極め方や、順張りでいくか逆張りでいくか、の判断は難しいところでもあるので、誰にでもできるとは言いませんが、慣れてくると、結構、面白いです。
うまくやれば、利益も面白いように乗ってくれます(勿論、いつもではないですが)。
よくスキャルピングで複雑なテクニカルツールを複数用いている人がいますが、スキャルピングにテクニカルは必要ないんじゃないの?と思ってます。
FXの場合、10pipsくらい、何かのノイズが発生しただけであっという間に動いてしまうので、どんな優秀なテクニカルツールであろうとも、だましを避けることはできないからです。
以前書いた体験談でナンピンは破産への近道と書いたのですが、計画的なナンピンなら、ぜんぜんやってもOK、というふうに今は意見が変わっています。
これは以前受けたマネパのセミナーで奥山社長が「余裕資金で絶対に強制ロスカットに合わない」ということが前提なら「無限ナンピンを続ければ、いつかは必ず損益分岐点に到達して、利益が乗る」というようなことをおっしゃっていたのと、マネースクエアのトラリピというある意味、画期的なトレード手法を知ったことに起因しています(ここまで読んでもらえれば、もうわかったとは思いますが、この逆張りスキャルはトラリピと全く同じ考え方に基づいています)。
仮にも大手FX業者のトップが「リスク管理をしっかりした上でのナンピン」を公の場で推奨?したわけですし、また、実際、僕もそれで利益を上げることが(今のところは)できているわけですから、ナンピンは使いようによっては非常に有効な手法と言えるのでしょう。
ちなみに、この逆張り手法はトラリピのパクリなので(笑)、5分足スキャルだけでなく、一時間足でも日足でもスイングでもデイトレでも使うことができます。
もう一度3年前のエントリーFXスキャルピングで勝つための5つのポイントと比べてもらえるとわかると思いますが、主に変わった点は以下の通りです。
・順張りから逆張り主体になってエントリー回数が増えた(相場はほとんどがレンジ)。
・エントリーするのが、精神的に楽になった(一万通貨だから気軽にエントリーしやすい)。
・なんだかんだ言ってもナンピンを使うと勝率が大幅アップ。
・トレード一回当たりの利益は減ったが、損失額もさがり、かつ勝率が上がった分、利益率はやや上がった。
なんといっても、個人的には、精神的に楽になったのが一番大きいです。以前は「絶対にミスできない」みたいな感じでいつも張りつめていましたので。
そういう意味でも、少しは成長したのでは?と思っています(利益率はたいして変わってないんですけどね笑)。
まとめると、この5分足逆張りスキャルの大きなポイントは
・チャートポイントを意識する
・ラインを複数引く
・一回当たりの枚数を減らす
・ナンピン上等!
・ルールにのっとって淡々とトレード
そして絶対にうっかりしてはいけないポイントとして
・経済指標発表時にポジションを持たないこと
などでしょうか。
所詮はスキャルピングなので、指標発表でスプレッドが大きく広がると、なりたちません。
今も3年前と同じく、雇用統計発表後、数分間の乱高下を利用したスキャルピングもやってます。
FX業者にもよるのでしょうが、コツをつかむと本当に勝ちやすいので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにお勧めです。
以前はマネパ一択、と書きましたが、いろいろ他のスキャルトレーダーの話を聞くとそうでもないみたいです(笑)。
最近は、どこのFX業者も約定力アップに力を入れているみたいで、業者間の差が縮まってきているみたいですね。
また、利食い幅や損切り幅を大きくとるようにした結果、1,2pips程度のスリッページが全く気にならなくなっているのも、大きな理由かもしれません。
ようは、明らかにインチキくさいFX業者以外なら、どこでもいいのかな、取引ツールの使いやすさで選べばいいのでは?、と思っています。
以上、2014年度版、5分足をつかったスキャルピングのコツ(ただしそんなに儲からない?)でした(笑)。
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