こちらの記事はバージョンアップ前の古い記事になります。「RSIパーフェクトオーダーは」は「異国のパーフェクトオーダー」としてバージョンアップしていますので、以下の記事をご覧ください。
今回は私、異国の戦士が自作したインジケーター「RSIパーフェクトオーダー」を紹介したいと思います。
この「RSIパーフェクトオーダー」は価格の移動平均線について
色々と研究をしていた時に…..
「移動平均線は価格の値動の計算によってラインが描かれているけれども、
RSI等のオシレーターの値を元に移動平均線を表示させてみたら、また新たな視点が生まれるのではないか」
と思いつき、RSIの計算を元に移動平均線を作成した自作インジケーターです。
以下の画像をご覧ください。上のオシレーターが期間を14に設定した普通のRSIで
下のオシレーターが期間14に設定したRSIを平均移動化させたものです。
最初にRSIの計算を元にした移動平均線を表示してみると
RSIのノイズが非常に滑らかになっていることが分かると思います。
さて、このRSI平均移動を表示させただけでは特に興味深い点はないので、
元のRSIにRSI平均移動を重ねて表示させて何か興味深い点があるか探ったところ
それでも私的に特にありませんでした。
また、私が見てきたインジケーターの中で、
このタイプのインジケーターは見たことがあったので
このアイディアをインジケーターにするのはやめました。
その後、移動平均線を使った有効な手法の一つであるパーフェクトオーダーからアイディアを得て
RSIを元に計算した移動平均線を6本表示させて、
RSIを元にした新しい目線の移動平均線でパーフェクトオーダーを探ってみてはどうかと思い自作いたしました。
RSIパーフェクトオーダーには以下の様な利点があります。
移動平均線(EMA)より、パーフェクトオーダーより早く感知する
以下の画像をご覧ださい。
メインチャートに表示しているのが以下の値に期間の3本のEMAです。
- 15
- 20
- 35
そして、サブチャートに表示しているのが、今回自作したRSIパーフェクトオーダーです。
RSIの移動平均線の期間は以下の6本を使用しています。
- 15
- 20
- 35
- 55
- 85
- 150
RSIパーフェクトオーダーでは6本のRSI移動平均線のフィルターを掛けているのにもかかわらず、かなり感度が高く
トレンド発生を早くから感知しているのが画像から分かると思います。
一般的に感度が高ければ、騙しの数も多くなる傾向にありますがそれでもこのRSIパーフェクトオーダーは
6本の移動平均線のフィルターを通しているので、
出来るだけ騙しを軽減しながらシグナルを多く発生させることを実現しています。
また、RSIパーフェクトオーダーでは買いのパーフェクトオーダー、売りのパーフェクトオーダー発生時に
サインが出るようになっているので、6本の移動平均線が表示されていても
パーフェクトオーダー発生が分かりやすくなっています。
パーフェクトオーダー発生時には以下の様にシグナルが発生します。
買いのパーフェクトオーダー発生時
買いのパーフェクトオーダー発生時(RSIの期間が短いラインから長い期間まで順番に揃っている)には、
以下の様に水色の点が表示される様になっています。
売りのパーフェクトオーダー発生時
売りのパーフェクトオーダー発生時(RSIの期間が長いラインから短い期間まで順番に揃っている)には、
以下の様に赤色の点が表示される様になっています。
パーフェクトオーダーと同時にダイバージェンスの確認も出来る
ここからがRSIパーフェクトオーダーの最大の利点です。
オシレーターであるRSI移動平均線を使っているので、ダイバージェンスが確認できるのです!
先ほどの画像を元にダイバージェンスの観点を加えて見てみましょう。
チャートの左側の赤いラインに注目すると
安値の切り下がっており下降トレンドが発生しています。
RSIパーフェクトオーダーラインも安値の切り下げ部分を見てみると
最低値を更新しています。
しかし、青いラインを見に注目してみると
安値が切り下がっているのにも関わらずRSIパーフェクトオーダーは
最低値を更新せずに上昇し始め、ダイバージェンスが発生しました。
その後、RSIパーフェクトオーダーが発生し価格は上昇しました。
ダイバージェンス発生後に6本のRSI移動平均線のパーフェクトオーダーを待っていても、
RSIパーフェクトオーダーの特徴を生かした早いタイミングでエントリーポイントを絞れることが出来ます。
RSIパーフェクトオーダーのパラメーター設定
RSI1〜RSI6のパラーメータ
RSI1からRSI6は、それぞれRSIパーフェクトオーダーに使用しているRSIの期間を設定します。
小さい値を設定するほど、ラインの感度が上がります。(上下に動きやすい)
RSI1からRSI6までの設定は値を自由に変えることが出来ますが
RSI1からRSI6まで順番に値を大きくしてください!
それぞれの値は「RSI1<RSI2<RIS3<RIS4<RSI5<RSI6」となる様にします。
例えばRSI1に「20」 を設定した後
RSI2にはRSI1より低い値を設定しないでください。(この場合だと20以下の値)
RSI2には「RSI1より大きい数」、RSI3には「RSI2より大きい数」といった様に、RSI1〜RSI6まで順番に数を大きく設定してください。
買いや売りのサインの表示・非表示設定
- Show_Buy_Signal…初期値ではtrueに設定しており、買いのパーフェクトオーダーが発生した時に、水色の点でサインを表示します。falseにすると非表示になります。
- Show_Sell_Signal…初期値ではfalseに設定しており、売りのパーフェクトオーダーが発生した時に、赤色の点でサインを表示します。falseにすると非表示になります。
RSIパーフェクトオーダーの使い方は無数に存在する
RSIパーフェクトオーダーでは、他にも色々な使い方が存在すると思っています。
あなたのお得意の手法にRSIパーフェクトオーダーを加えて新たな売買ロジックを組み立てたり、
RSIパーフェクトオーダーをさらに検証、研究すると新たな使い方も見つかるかもしれません。
RSIパーフェクトオーダーのダウンロード方法
現在GogoJungleにて販売中ですので、興味のある方は是非、購入して検証や研究をしてみて下さい!
コメント
hpを見ました。要望なんですが、ローソク足が10pipになると
矢印の表示とアラートでの表示buy、sellとか作成できますか。
スキャルピングは逆張りが良いといわれてますが、どうなんでしょうか?
良ければ作成をして頂きたいです。
よろしくお願いします。
バロン様
サイトを見てくださり、ありがとうございます。
ローソク足が10pipということですが、どこのローソク足のことでしょうか。
現在動いているローソク足でしょうか、確定したローソク足でしょうか。
それによってサインを出すことは可能です。
スキャルピングは逆張りが良いというのは、ちょっと違うような気もします。
逆張りが良いというのはおそらくですけども、ストップが置きやすいからなのではと思います。
他にも理由があるかもしれません。
これからもよろしくお願いします。
masa様
ご回答ありがとうございます。
説明不足ですいません。現在のローソク足です。1分足で使用しまして
即サインがでるので、有効ではないかと思いまして。
よろしくお願いします。
バロン様
返答ありがとうございます。
作ってみますので、少しお時間をください。
できましたら、こちらのコメントにまた書きます。
よろしくお願いします。
バロン様
インジケーターを作ってみましたので、試してみてください。
https://www.fxnav.net/voc/indicator/10pip/
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
masa様
お忙しいところありがとうございました。
早速、使わさせて頂きます。
こちらこそよろしくお願いします。
ありがとうございました。
独自の裁量インジと組み合わせてみます。検証がこれからになりますが良い情報や結果出たら連絡致します。とても優良なインジですね。
のこひなこ様
コメントありがとうございます。
いろいろと組み合わせて検証をしていただければと思います。
これからもよろしくお願いします。